LEADER!! イベントコミュの感想
前回に続いてLEADER!! についてのお話
とりあえずイベントコミュについて。
・プロローグ
半年ミリシタをやってきてようやく青羽さんが「シアターの事務員さん」って感じの認識ができるようになってきました。
ログインのたびに「なんとぉ!」って言ってるお姉さんという印象だったのですが、それにも慣れてきたということでしょうか。
「アイマス」というコンテンツにおいて、「事務員さん」の存在って普段はそんなに意識するものではないですが(基本的にはアイドルとのやり取りがメインなため)、ふとした瞬間に安心感を覚えてすごく好きです。
「アイドル」や「プロデューサー」というのはお話の中で常に変化し続けるものだと思っていますが、その中にあって「事務員さん」というのは、何か"変わらないもの"の象徴のような気がしています。
早速脱線してしまいました…
まあいつものごとく青羽さんと軽いやり取りをした後、社長と小鳥さんに会ってイベント導入という流れ。
AS組のイベントというだけあって小鳥さんも心なしかいつもより嬉しそうにしていて(贔屓目)こちらも笑顔になってしまいました。
これが、実家のような安心感…?
嬉しさやワクワク感もありつつ、いよいよ始まるんだな…という緊張感もありつつ。
・第1話 告知
春香・千早・美希の3人からスタート。
他の2人に声をかけて喜びを共有する春香、真剣に受け止めて前を向いている千早、同じように喜びつつもどこか飄々としている美希。
三者三様の反応にどこか安心感を覚えつつ、やっぱりこの世界線の千早はちゃんと"仲間"を手に入れられたんだな…と変な感慨に浸ってしまうなど。
毎回思うけど、短いやり取りでそれぞれの個性や関係性が分かるのってすごいですよね。
この後、素直に先輩のライブを楽しみにする未来・翼と、せっかくの先輩のライブなんだから参考にしなきゃ、と息巻く静香を受けての美希のリアクションが本当に美希らしくもあり、同時にAS組の強さみたいなものを垣間見ることができたような気がして、どこか頼もしさを感じたりもして。
とてもエモい。(語彙がない)
「よし、やってやるぞ!」と気持ちが高まりつつ、縦(先輩後輩)と横(世代ごと)の関係性が感じられる出だしでした。
・第2話 挑戦
ありがとう竜宮小町…
SPをプレイした後しばらくはガッツリアイマス漬けというわけではなかったのですが、それに再点火したのがアニマスでした。
そしてその中で765プロ内のユニットとして律子によって売り出された竜宮小町(正確には箱マスが初出ですが)、本当に大好きです。
物語的にも美希を奮い立たせるトリガーとして、春香の思い描く「みんな一緒に」という理想を際だたせるための重要なカウンターファクターとして、とても重要な立ち位置だったと思います。(再脱線)
ミリシタのゲーム内で「竜宮小町」と明言されているわけではないですが、それでもこの4人で1つのイベントコミュを出してくれたというだけでありがとうミリシタ…
スクショ見返してて気づいたんですけど、伊織が喋ってる時のあずささんって常に伊織の方に視線を配ってるんですよね。
そういう細かい所の描写からもあずささんの人柄を感じられてとてもよいです。
コミュ内であずささんのセリフ自体は少ないですが、しっかり存在感を感じられるのはそういった理由だと思います。
あとうろ覚えではあるんですが、シアター内の伊織とのふれあいの中で「なにか新しいものに挑戦したい」みたいなことを言ってたような気がします。
そういった所も拾ってくれてるのかな、と思ったり。
改めてこの4人の組み合わせのバランスの良さを感じる、そんなコミュでした。
・第3話 眼差し
濃厚なゆきまこ回。
いやほんと他に言うことがないんですよね、わざわざ説明するのも野暮というか…
この2人、本当に王子様とお姫様って感じで見ていて微笑ましくなります。
番宣の後シアターの練習室で夜遅くまでダンスの練習を続ける2人なんですが、やっぱりそういう風になるんだな、と。
かたや活発でダンスが得意、でも本当は"女の子っぽい"ことに憧れている真。
かたや引っ込み思案な正統派アイドル、でも心の底では弱い自分を変えたくてかっこよくなりたいと思っている雪歩。
綺麗な対比になっていて、だからこそお互いがお互いのことをよく分かっている。自分では気づかない側面にお互いが気づける。そんな関係性。
もとよりダンスがそこまで得意ではない雪歩ではあるものの、後輩たちにどんどん追い抜かされていることにそこはかとない危機感があって、オールスターライブがきっかけでそれと向き合うという流れなのかな、と。
でもあくまで雪歩がここで言及したのはダンスについてだけ。(真と絡ませるため、ダンスの練習だからかもしれないけれど)
歌やその他のパフォーマンスに関してはまだまだ負けてない、もし仮に雪歩がそう感じているのならば、それが雪歩がこれまで積み上げてきた自信なのかな…なんて考えてしまったり。
「こんな私に」とか言葉の端々に自己評価の低さが垣間見えるけど、むしろ表情は明るく前を向いている。そういった所に雪歩の強さが詰まっていると思うのです。
とにかくゆきまこは最高。それに尽きます。
・第4話 願い
今回はやよい回。なんと伊織は2回目の登場。やよいお…
AS組で最年少のやよい、何かとそれが原因で悩んだりする描写が多い気がします。
弟4人に妹1人を持つお姉ちゃんなのでしっかりした部分はあるのですが、やはりそこは年相応ということなのでしょうか。(アニマスでは両方の側面が描かれていたように記憶しています。7話と10話だったかな?)
今回のイベントコミュもそんな入りです。
既にこの辺りの会話の時点で伊織は何か気づいている感じがあります。
やよいと伊織はよく一緒にいることが多く、伊織の口調も他のメンバー(プロデューサー含む)に比べてやよいに対しては柔らかく描写されています。
伊織にとっては数少ない年下のメンバーということもあって、妹のような存在なのかな。
あまり家のことは話題にしない伊織ですが、実際は兄がいるので年下の兄弟・姉妹への潜在的な憧れみたいなものがあるのかもしれません。(脱線)
イベコミュ2話の感想の中で「伊織が喋っている時はあずささんが常に伊織に視線を配っている」ということを書きましたが、4話ではやよいに対して伊織が同じようなポジションにいる気がします。
この後、たまたまプロデューサーがカラオケの無料券を持っていたので(でかした!)リフレッシュがてら行くことに。ここのカラオケ、最後の方に少し絡んできます。
カラオケと言うとアニマス26話を思い出しますね。
あまり触れてきませんでしたが、亜美と真美について。
基本的に割とおちゃらけたことをやっているせいでシリアスをやっている周りに目が行きがちですが、重くなりがちな空気を適度に和ませてくれて本当に助かります。
ちょっとわがままで子供っぽいところもあるけど、逆に周りの同年代がしっかりしすぎていて亜美真美ちゃんくらいが普通なのでは…?と思ったり。
双子ということもあってずっと一緒に活動していたけど、竜宮小町結成によって結果的に1人残されてしまった真美の葛藤なんかはアニマス等で描かれていたりするのでぜひ。(唐突な宣伝)
・第5話 誇り
コミュタイトルからもう強い。
ついに来たプロジェクト・フェアリー(通称961組)の3人のコミュ。
竜宮小町同様、ミリシタの世界線において961プロに所属していたという過去が存在しているのか、もはやそんなことはどうでもいいです。(実装曲のオーバーマスターで自動編成するとユニット名にプロジェクト・フェアリーと表示されるようです)
ただこの3人のコミュを作ってくれたことだけでありがとうミリシタ…
響の家に集まる3人。どうやら「同じ釜の飯を食べてもっと仲良くなろう」という貴音の提案によるものらしい。
最年長の貴音が声をかけて、世話好きで料理のできる響の家に集まる。少人数でもしっかりと役割ができているのがいいですね。
美希は…美希だから。(決して悪い意味ではない)
実際は一緒にご飯を食べるのはついでで、後輩たちのライブ映像を見てオールスターライブへの気持ちを高めるのが本来の目的。響のご飯も食べられて一石二鳥、ナチュラル策士。
この3人で一番精神的に弱い(幼いとはまた別)のは響だと思っていて、今回のオールスターライブに関して美希は第1話でも言っていたように「まだまだミキたちは負けてないって思うな☆」みたいな考えで、貴音は「今までどおり、為すべきことを為すだけです。」とか言いそうですが、響はこの2人ほど"核"になるものが強くない気がしています。
ただ、焚き付けることができれば周りを巻き込むほどの爆発力があることは確かで、貴音がどこまで考えていたかは不明ですが、このコミュは響にとって、またプロデューサーにとっても決起集会として素晴らしい意味のあるものだった思います。
みんながスゴくなっちゃったらセンパイぶれない→それならもっとカンペキなパフォーマンスで見直してもらおう!
こういう少年らしいシンプルな思考でやる気を出せて、周りもそれに乗せられて元気になる…この表裏一体な弱さと強さが響の魅力ですね。
イベント導入の第1話を除くとここまでで出てきたのは11人。
やっぱり最後は…
・第6話 道
はるちはなんだよなぁ…
ライブ前、シアターの屋上で物思いに耽る春香と迎えに来た千早とプロデューサー。
「765プロ」として始動して色々な経験をして、ようやくみんな一人前になったかな?というタイミングでシアターを作ってたくさんの後輩が増えて、もっと多くの経験をして…
どの「アイドルマスター」を触れてきたかでこのコミュの千早の台詞回しの捉え方が変わってくると思うのですが、個人的には千早が大きく変わったということを強く感じることができ、また、"過去の千早"というものを踏まえた上で今ここにいる千早が描かれているということに何かうれしさのようなものを感じています。
長く続いている「アイドルマスター」というシリーズにおいて全ての作品が連続であるとは思わないですし、どれが嘘でどれが本当なんてことも決してないと思っていますが、それでも自分が触れてきて知っている「アイドルマスター」と今の「ミリシタ」という舞台に多少なりとも繋がりがあると思えたことによる安心感。これは本当にありがたいことです。
この会話こそが千早が変わったことの証左でしょう。
他人を寄せ付けずただ歌が歌えればいいと言っていた千早ではなく、「仲間」と共に前を向いて進んでゆく強さを手にした千早がここにはいます。
頼もしくて、うれしくて、ホッとして。ありがとうミリシタ…
そしていよいよ、オールスターライブの幕が上がる…(ここまででイベントpt 10,000)
・エピローグ 夢
正直もう語ることがあまりありません。
内容的に割とさらっとした感じで、そこまでアイドルの関係性とかを感じられるものでもなかったので…
このコミュの小鳥さんがプロデューサーの思いを全て代弁してくれています。
こういうのを見ると、事務員さんも含めてのアイドルマスターなんだなあ…としみじみと感じます。
アイドルマスターというコンテンツは好きだしミリオンのメンバーを含めた765プロが大好きですが、やっぱり自分にとっての原点であり最高のアイドルはこの13人なんだと再認識することのできる、そんなイベントでした。
イベントを走らなければここまでの感想は出てこなかったかもしれません。思いつきとはいえ走ってよかった。
初めて走ることもあってイベント期間中はしんどかったですが、また次のASイベがあれば、その時はまた走ってみたいですね。
その日が来るまで、これからもプロデュースを続けていこうと思います。
最後は尻すぼみな上にコミュの感想というより個人的なイベントの感想になってしまいましたが、これで今回はおしまいです。
ここまで書いてきてあれですが、ここに書いたあれこれは、あくまでの1プロデューサーの妄想でしかないということを一言付け加えておきます。
アイドルやコミュをどういう風に捉えてどう考えるか、それが自由なのもアイドルマスターというコンテンツのいい所だと思っているので。
それでは。
おまけ
君たちそういうとこやぞ、ほんま…(すき)